富士通とVMwere,自動車業界向けIoTソリュ

提交的Shin凱2017.03.31 - 03:47

富士通とVMware(ヴイエムウェア,本社:米カリフォルニア州パロアルト)は2017年3月30日,自動車業界向けに物聯網ソリューションを提供するための戦略的協業を発表した。無線通信を使用してソフトウエアのダウンロードや更新を行う富士通のOTA(空氣)リプログラミングソリューションにVMwareの物聯網ソリューションを組合せ,自動車メーカやパートナー企業向けにコネクテッドカーや自律走行のための堅牢なモビリティソリューションを提供する。

富士通は,今後コネクテッドカーの普及に伴いより高度化するECUソフトウエアを効率的に管理,更新するために,差分更新技術を適用したクラウド連攜のOTAリプログラミングソリューションを提供する。また,攜帯電話やスマホなどの開発を通じて培ったセキュリティ技術を,自動車設計開発から組立工場,さらにユーザガレージまで,自動車のライフサイクル全般に適用する。

VMwareの物聯網ソリューションは,富士通のOTAリプログラミングソリューションと組合せることで,車両內のすべてのデバイスに対して,自動車メーカが必要なときに無線通信を用いたソフトウエアアップデート機能を迅速に提供できる。また,コネクテッドカー向けのサービスと高度なセキュリティ技術の迅速なグローバル展開を実現する,という。